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サバイバー ⑨


前回の続き・・・。


ス:「アレルギーはありますか?」


私:「いいえ。」


ス:「注射やお薬で副作用があったことはありますか?」


私:「いいえ。」


ス:「アルコール消毒等で赤くなったことはありますか?」


私:「いいえ。」


ス:「喫煙はされていますか?」


私:「いいえ。」


ス:「以前はどうですか?」


私:「 40 数年前は吸ってましたが・・・。」


ス:「えっ?現在、 60 歳ですよね?(笑)」


私:「ええ・・・(笑)。まあ、そういう時代ですから(笑)。」


ス:「まあ・・・、そうですね(笑)。」


私:「はい。」


ス:「アルコールの摂取は如何でしょう?」


私:「日本酒 1 日 3 合程度ですかね・・・。」


ス:「(驚きを見せつつ・・・)毎日ですか?」


私:「はい。」


ス:「入院に当たり、禁酒して頂かなくてはいけませんが大丈夫ですか?」


私:「大丈夫です(笑)。」


家:「主人は飲まないと決めたら全く飲まない人なんで大丈夫ですよ。」


ス:「へ~っ。凄いですね(笑)。」


私:「意志の問題ですから(笑)。」


ス:「お酒は控えた方が良いですよ。」


私:「まあ。皆さんそう言いますよねぇ(苦笑)。」


ス:「飲酒は大腸がんになる確率が格段と上がるんです。」


私:「そうでしょうねぇ(苦笑)。」


ス:「これを機に止めてみては如何ですか?」


私:「いや~。お酒は生涯の友ですから(笑)。」


ス:「いや・・・。ホント、止めることをお勧めします!」


私:「逆に、 1 日どのくらいなら良いんですか?」


ス:「厚生労働省では、 1 日の平均純アルコール摂取量を、男性は 40g 、ビールだったら 2 本、日本酒だったら 1 合ですね。」


私:「まあ、よく言われる奴ですよね?それって、アルコールへの耐性も体型も考慮してないですよね?」


ス:「そうでうけど(笑)。まあ、指標は指標なんで・・・。 1 日 1 合じゃ飲んだ気がしないでしょ?」


私:「まあ、そうもしれませんけど、 1 日 1 合を限度って決めるのであれば、対応は出来ますよ(笑)。」


ス:「え~っ・・・!!!」


家:「多分、主人なら多分やるといったらやると思いますよ(笑)。」


ス:「まあ、私からは、一応、節酒を心がけることをお伝えするだけにします(笑)。」


私:「はい。ありがとうございます(笑)。」


ス:「病気に関して不安なことや聞いておきたいことはありますか?」


私:「いえ・・・。特には・・・。」


ス:「手術や入院に関しては如何ですか?」


私:「部屋は個室ってありますか?」


ス:「別料金が必要になりますが、ご用意は出来ると思いますよ。」


私:「睡眠が浅いもんで、周りの人に迷惑をかけるとアレなんで・・・。」


ス:「入院受付の際に、個室希望と伝えて下さい。多分、大丈夫だと思います。」


私:「はい。」


ス:「その他、何かご質問はありますか?」


私:「いいえ。」


ス:「奥様は如何ですか?」


私:「いいえ。特には・・・。」


ス:「はい。これで終わりです。」


私:「ありがとうございました。」


ス:「では、入院の受付をしますので、入り口の番号札をもう一回取って頂いて、椅子にお掛けになってお待

ちください。」


私:「はい。」


部屋を退室し、入り口で、再度、入院受付をする。


席に座る間もなく・・・。


窓口上の電光掲示に ✖✖ 番と掲示される。


窓口へ行き・・・。


私:「よろしくお願いします。」


ス:「はい。ファイルをお預かりしますね~。」


私:「(ファイルを渡しながら・・・)はい。」


ス:「お名前を確認します。」


私:「ささだきょういちです。」


ス:「生年月日もお願いします。」


私:「 1964 年 3 月 17 日 です。」


ス:「はい。ありがとうございます。それでは、佐々田さん。まだ、手術日は決まっていないんですね?」


私:「はい。これからです。」


ス:「では、手術日が決まりましたら、入院連絡係から電話をお掛けします。」


私:「はい。」


ス:「どちらに電話をお掛けしたら良いでしょうか?」


私:「では、携帯電話にお願いします。」


ス:「確認させてもらって良いですか?」


私:「 090-××××-×××× です。」

ス:「はい。ありがとうございます。電話は代表電話ではなく、こちらの電話番号から掛かりますのでよろしくお願いします。」


私:「はい。」


ス:「もし、電話を取ることが出来なかったら、必ず、掛けなおしてご確認ください。」


私:「はい。」


ス:「お部屋にご希望はありますか?」


私:「個室は空いていますか?」


ス:「どのタイプになさいますか?」


因みに特別室の一覧表はこれ☟


前もって、調べていたのだが、特別室というだけあって、価格もそうだが、メッチャ、ラグジュアリーである。


シックで落ち着いた高級感あふれる内装・・・。


心を和ませる、美しい眺望と心地よい開放感・・・。


部屋からは、ドーンと大阪城が一望・・・!


食事内容も入院患者とは思えない内容だ。

毎食特別選択食(特別食)が用意され、特別選択食は、注文票にて申し込むそうだ。


当然、料金は保険外負担金(朝食: 300 円 昼食: 600 円 夕食: 600 円)が別途必要になる。


アメニティも充実している。


・くつろぎの空間「ソファー&テーブル」を設置

・冷凍冷蔵庫と40インチテレビ(ご利用無料)

・ DVD (ブルーレイ)プレーヤーを装備

・ミニキッチン(オーブンレンジ・ケトル)

・バス/トイレ/洗面台/クローゼット/ドライヤー完備

・タオルの設置(バスタオル・フェイスタオル)


Doctor X ではないが、うらやましい限りである・・・。


次回へ・・・。

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