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サバイバー ⑥


前回の続き・・・。


呼吸器機能検査は、 3 階生理機能検査室で行うことになっていた。


3 階 26 番窓口へと向かう。


26 番窓口にて・・・。


私:「(予約票を渡しながら・・・)お願いします。」


受:「はい。お名前をお願いします。」


私:「ささだきょういちです。」


受:「生年月日もお願いします。」


私:「 1964 年 3 月 17 日です。」


受:「はい。■ ■ 番の診察室の前でお待ち下さい。」


私:「はい。」


■ ■ 番の診察室の前へと移動する。


ここでは、肺の機能を調べる基本の検査を行うらしい。


検査では主に以下の 1 ~ 4 の項目を調べるそうだ。


1. 肺活量( VC ):空気をいっぱい吸入して、いっぱい吐いたときの量で、通常、年齢と身長によって計算した予測正常値と比較し、 % 肺活量として表、肺の呼吸全容量となる。


2. 努力性肺活量:胸いっぱいに空気を吸い込んで、一気に吐き出した空気の量。


3. 1 秒量:努力性肺活量のうちの最初の 1 秒間に吐き出された空気の量。


4. 1秒率( FEV1.0% ):努力性肺活量を測定するときに、最初の1秒間に全体の何 % の息を吐き出せたかを表す値。


使う機械はこれ。


スパイロメーターと言うらしい。


掲示板に ○○○ 番と表示される。


私は、■ ■ 番の診察室へ向かう。


ノックして・・・。


私:「よろしくお願いします。」


医:「担当します医師の◎◎です。お名前を確認します。」


ニコニコした女医さんだった・・・。


この人が、後で鬼のように見えるとは露知らず・・・(笑)


私:「ささだきょういちです。」


医:「はい。佐々田さんよろしくお願いします。」


私:「はい。お願いします。」


医:「これから肺の検査をしていきます。」


私:「はい。」


医:「まず、やり方を説明しますね。」


私:「はい。」


医:「まず、マウスピースを咥えて下さい。」


私:「はい。」


医:「楽に呼吸をして下さい。」


私:「はい。」


医:「そのままゆっくり吐いて~、吐けなくなるまで吐いて下さい。」


私:「はい。」


医:「吐ききったら、今度はゆっくり吸っていって下さい。」


私:「はい。」


医:「再度、ゆっくり吐けなくなるまで吐いて下さい。」


私:「はい。」


医:「ゆっくり呼吸をして下さい。」


私:「はい。」


医:「これで終わりです。」


私:「はい。」


医:「指示をしていきますので、その通りに呼吸をして下さいね。」


私:「はい。」


こんな感じである☟


医:「はい、準備はいいですか?」


私:「はい。」


医:「マウスピースを咥えて下さい。」


私:「はい。」


医:「じゃあ、ゆっくりリラックスして呼吸をして下さい。」


私:「はい。」


医:「ゆっくり吐いていきますよ~。」


私:「フ~ッ・・・。」


医:「吐いて~。吐いて~。」


私:「フ~ッ・・・。」


医:「まだ、吐いて~。」


私:「フ~ッ・・・。」


声:「鬼か・・・。゚(゚´Д`゚)゚。。この先生・・・๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐。」


医:「はい。今度は吸って下さ~い・・・。」


私:「ス~ッ・・・。」


医:「はい、もっと大きく吸って下さい。」


私:「ス~ッ・・・。」


医:「はい。今度は思いっきり吐いて下さい。」


私:「フ~ッ・・・。」


医:「吐いて~。吐いて~。」


私:「フ~ッ・・・。」


医:「もっと、吐いて~。」


私:「フ~ッ・・・。」


声:「やっぱ鬼や・・・ヽ(`Д´#)ノ。絶対、鬼や・・・─=≡Σ((((╯°□°)╯︵ ┻━┻。」


医:「はい。終了で~す。ゆっくり呼吸をして下さい。」


私:「はい・・・。(息も絶え絶え・・・。)」


医:「はい。正常ですね・・・。」


このような波状で正常だったようだ・・・。


次回へ・・・。

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