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サバイバー ②


10 月 28 日、午前 10 時 10 分。


◆◆病院の総合受付へ到着。


総合受付で初診受付をする。


ここでもマイナ受付だった。


受:「こちらが診察券になっていますので、〇階の歯科口腔外科に行って、診察券を受付に渡してください。」


私:「はい。」


受:「診察が終わって、玄関脇の診察券を機械に通して清算を済ませてから、再度、こちらへ戻ってきて下さい。」


<span style="color: #ff00ff;"><em>声:「ん・・・?判ったような・・・??判っていないような・・・???」</em></span>


私:「はい。」


〇階の歯科口腔外科へと向かう。


既に受付前の待合室は満員御礼だった。


人生 60 年で初めて訪れる歯科口腔外科。


受付で紹介状を渡す。


受:「佐々田さんですね。問診票のご記入をお願いします。」


私:「はい。」


問診票の記入を済ませ、受付へと持っていく。


私:「はい。記入しました。」


受:「しばらくおかけになってお待ちください。」


私:「はい。」


10 時 35 分。


受:「×××番。佐々田さん。佐々田共一さん。」


私:「はい。」


受:「診察室へお入りください。」


私:「はい。」


予約を若干回ったが、ほぼ予約通りに呼ばれてホッとする。


私:「おはようございます。よろしくお願いします。」


医師等:「おはようございます。」


診察室へ入ると、医師もいたのだが、歯科衛生士さんが先に声をかけてきた。


衛:「こちらに座ってください。まず、口腔内のチエックをします。」


声:「ここはどこでもシステムが一緒か・・・。」


私:「はい。」


そして、例のごとく・・・。


呪文のような、 〇 番 C0 、 〇 番 C1 ・・・というチエックを受ける(笑)


更に、歯ブラシでのケアを受ける。


その後、医師の診察へと移る。


医:「口を開けてください。」


私:「はい。」


しばし、私の口腔内を調べて・・・。


医:「腫瘍ですね~。」


私:「はい・・・。」


この時も腫瘍にピンと気づいていない(笑)。


医:「見た限りでは、悪性の可能性がありますので大きな病院で調べたほうが良いですね。紹介状を書きますのでどちらにされますか?」


私:「はい。どんなとこがあるんでしょうか?」


医:「がんに特化しているところであれば大阪国際がんセンターですかね。」


私:「そこが大阪では一番なんでしょうか?」


医:「がんのあらゆる情報が集約されている医療機関なんで、がんであったとして、がんでなかったとしても、診断には良いと思いますよ。」


私:「じゃあ、そこでお願いします。」


医:「ご都合の悪い日はありますか?」


私:「いえ、特には・・・。」


医:「では、出来るだけ早い日で調整してみます。」


私:「わかりました。お願いします。」


医:「では、受付でしばらくお待ちください。」


受付に戻り座っていて、ふと思い出した。


声:「あれ?診察、即入院ってことになったら、週末に予定している旅行に行けなくなるなあ~。」


この週末の 11/2 ~ 11/4 にかけて慰労旅行を予定していたのだ。


・・・と言うのも、 7 月頭から長女が 1 歳の長男を連れて、年子の里帰り出産で帰ってきていたからである。


家内と末娘のまるまる 4 ケ月の肉体的・精神的疲労のケアをかねての旅行である。


受付の人が見えたので・・・。


私:「すいません。さっき先生にはいつでも良いと行ったのですが、来週の 11/5 以降にしてもらえますか?」


受:「はい。日程調整して連絡します。」


待つことしばし・・・。


受:「×××番。佐々田さん。」


私:「はい。」


受:「佐々田さん。大阪国際がんセンターに連絡をして、現在、返事待ちです。」


私:「はい。」


受:「センターから連絡が来たら、こちらから電話を入れますので紹介状を取りに来てください。」


私:「それはここで良いんですか?」


受:「はい。直接、ここに来ていただいて、お名前を言っていただければお渡しできるようにしています。」


私:「分かりました。」


診察を終え、受付へ向かう。


受付へ向かい、診察券を渡す。


受:「清算はお済ですか?」


私:「いえ、これからです。」


受:「玄関わきの機械で清算をお願いします。」


声:「あ~そういうことか・・・!やっぱり理解していなかった(笑)」


私:「ああ、あそこの機械ですか?」


受:「はい。」


私:「すいません。」


玄関脇の機械に行き、清算を済ます。


歯科もそうだったが、今は、どこでもキャッシュレス決済なので助かる。


初診でいくらかかるか分からない現金を準備しなくて良いのだから・・・。


オダギリジョーに教えてあげたい(笑)。





事務所に戻り、仕事をしていたら、 14 時過ぎに◆◆病院から電話がかかってきた。


受:「佐々田さん。大阪国際がんセンターから連絡が入り、 11/6 の 10 時に予約が取れました。」


私:「ありがとうございます。」


受:「何時頃、紹介状を取りに来られますか?」


私:「じゃあ、今から行って大丈夫ですか?」


受:「はい。お待ちしています。」


私:「よろしくお願いします。」


車で◆◆病院へと向かう。


〇階の歯科口腔外科へ直接向かい、名前を告げる。


私:「佐々田ですが、紹介状を取りに来ました。」


受:「はい、こちらが紹介状です。」


私:「ありがとうございます。」


受:「 11/6 10 時からになっていますが、 15 分前には行って受付を済ましてください。」


私:「はい。質問なんですけど、即、入院ってこともあるんですかね?」


受:「こちらではわからないんですよ~。」


私:「そりゃそうですね(笑)。」


紹介状を受け取り、帰途に就く。


声:「思ったより早く診察が受けられて良かった・・・。」


次回へ・・・。

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